納涼流しそうめん 《2024年9月21日》
初めに元気よくラジオ体操!
グリーンパーク中村代表と藤原町長の挨拶!
パパさんと竹のお椀づくり、そろそろそうめんが茹で上がるよ!
兄妹仲良くちゅるちゅる!
(開花までの管理作業)
3回シリーズの本講座も6月29日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年も台風11号が発生、速度がノロノロ、またコースも定まらない超迷走台風でした。その影響で、やむなく開講を1週間延期せざるを得なくなりました。緊急に開講予定変更した影響で出席できなかった受講生もありましたが12名の出席で開講。
受講生持参の7月27日に5号鉢に定植した苗は例年になく猛暑が続き、管理が難しかったようで全体的に生育が良くないように感じられました。
このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導。
講座の後半は、今後9月下旬頃までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。止め肥の時期が1週間遅れてしまった影響が心配されますが10月末には無事開花を迎える事ができるよう祈りながら、また受講生作品展を公民館で開催するので出品をお願いし来年の再会を約束し終了しました。
連日35℃を超える猛暑が続く中での開催になりましたが、11名(4名欠席)の受講生が元気に出席して下さいました。このような時こそ熱中症に気を付けながらも、花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。
前回6月29日の挿し芽講座より4週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら111名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年も梅雨明け後連日の猛暑となり苗の生育管理が難しい状況でした。受講生のお家での苗の生育環境の違いにより例年以上に生育に厳しい状況となり、全5本無事育った方、あるいは5本が全滅してしまった方など非常にバラツキが見られました。その後予備苗を補充配布し、全員が4本以上の苗で次の工程に進める事が出来ました。
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収の片付けや清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。
次回8月31日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と熱中症、新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。
梅雨末期の不安定な天気が続き「川たんけん」実施が危ぶまれましたが、大勢の参加者の熱意で雨が止み楽しいイベントが始まりました。前日までの雨で“雨山川”は水量が多く「かわむつ」や「よしのぼり」などの魚は少なめでしたが、筋エビやサワガニなどの水性生物を発見するたびに歓声が挙がっていました‼️
こんにちは! 今日川たんけんに参加したものですいつもご準備等大変だと思うのに 今回はさらに人数も多くなったと聞き、いつも以上に苦労が多かっただろうなと思い、お礼を伝えたくてメッセージ送りました! みなさんいつもニコニコ笑顔で接していただき、ありがとうございます。 こどもたちもグリーンパークが大好きで、またイベント参加楽しみにしています♪ 暑さが厳しくなります。 みなさま体調崩されませんように。また参加楽しみにしています! ありがとうございます!
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。この講座は3回シリーズとして催しています。
さて今年は花好きの16名(男性5名女性11名)応募があり内、本日は都合により3名の方の欠席があり13名の方の出席で始まりました。初めての方が4名で、残りの方々は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色で、中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。
本日は3回シリーズの第1回目として、メインの作業は菊の親株から切り取ったさし穂を使った「刺し芽」です。
「刺し芽」の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業で、初めての方々は慎重に、リピータの方々も手順を思い起こしながら慎重に作業を進められ、約1時間半で作業が完了しました。次回7月27日の5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、管理の重要な注意事項をキーポイントとして説明し講座を終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。
参加者は14人、その半数は子どもたちで小学2年生4名を筆頭に元気で可愛い幼児たちです。
近在の池ではカルガモなどの飛来の便りが聞こえる中、期待をもって皆さん参加です。まだスタート前には、すぐ前の別所池に水鳥を見つけスコープを向けるとカモ数羽が見れました。
挨拶を交わした後、コース最初の東谷池に向かいました。
この数年は農業用水の大きな取水管が設置され、稲刈りが終わるまで池の底が丸出しになるほど水がありません。
そのせいかカメさんが甲羅干しをしている程度で水鳥は全く見当たりません。
例年向こう岸の高い梢に
「去年はミサゴが飛んでいましたのにね~」と、つぶやくベテラン参加者の声をよそに、子どもたちはユリの種を取り出し地面にまき散らし「来年はユリの花いっぱいだね」とか、バッタを取ったり、黒いトカゲをつかまえて大はしゃぎ。子どもたちの行動力はいつも大人がはめる枠を超えて進むんですね。
新池展望台へ来て遠くを見渡しますが、肝心の野鳥の姿はありません。毎年谷底からシジュウカラなど『カラの混群』が遡上して、シジュウカラのネクタイ姿を間近に観察できるのですが・・・・。
坂を下ってそして上って別所池へ向かいました。乳母車で幼児同伴のお父さんは軽々と担いで階段を上り下りしています。父(母?)は強かった‼。
別所池でも野鳥の姿はありません。
甲羅干しの亀さんばかり。それでも子供たちは興味津々で代わる代わるスコープを覗いてはしゃいでいます。
住宅街に出てやっとイソヒヨドリがアンテナに止まり、野鳥の姿を観察できました。
最後の〝鳥合わせ″では殆ど鳴き声でしたが16種類確認できました。
コロナ禍、2019年以来4年ぶりの「納涼流しそうめん」。延べ4日間に亘り、孟宗竹の切り出しから竹割り・竹節の削り取り、高低差を利用した特製スライダーの設置、お箸とお椀作りの下準備など経験豊富なグリーンパークの老獪パワーが遺憾なく発揮されたイベントとなりました。
残暑厳しい中、三連休の初日は好天にも恵まれ、家族連れ・お友だち・老々夫婦など、近隣の市や町からも多くの方々にご参加頂きました。
このイベントは少し工夫を凝らし、スタッフが予め小さく切った竹を参加者が鋸とカッターナイフでお箸とお椀に作り上げる工程とスライダーを流れる清水に氷で冷やしたそうめんを流し、手作りのお箸ですくい取り、薬味の入ったお椀で味わうという、物作りと涼味たっぷりな屋外の催しです。(小さいお子さん達には水流が速くそうめんのキャッチは少し難しかったかも?)
短い時間でしたが、子ども達の元気溢れる笑顔とかん高い声が野活広場いっぱいに拡がり、食欲の秋と野活広場の深まる自然を満喫して頂けたのではないでしょうか。
来年も暑い夏が近づいたら、野活の夏の風物詩「納涼流しそうめん」を思い出し、ぜひまたご参加ください。
3回シリーズの本講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は沖縄南西諸島付近に台風が接近はしつつあるようです。またコロナ禍もやや落ち着いていますがまだまだ油断できません。このような中での講座開催となりました。
受講生は1名欠席で9名が出席。受講生持参の7月29日に5号鉢に定植した苗は例年になく猛暑が続き、全体的に例年より低く、生育が良くないように感じられました。
このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。
講座の後半は、今後9月下旬頃までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。今年は公民館が工事中の為、野外活動ふれあい広場で受講生の福助菊展示会を行うのでぜひ出品して頂き、きっとふれあい広場の来場者が大輪の福助菊を見る事が出来る事を期待し、来年の再会を約束し終了しました。
連日35℃を超える猛暑が続く中の開催になりましたが、10名の受講生全員元気なお顔を見せていただきました。このような時こそ熱中症に気を付けながら、花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。
今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら7月8日の挿し芽講座より3週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら10名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨明け後連日の猛暑となり苗の生育管理が難しい状況でした。受講生のお家での苗の生育環境の違いにより例年以上に生育状況にバラツキが見られ、全6本が無事育った方、あるいは6本が全滅してしまった方など非常にバラツキが見られました。その後予備苗を補充配布し、全員が5本以上の苗で次の工程に進める事が出来ました。
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。
次回9月2日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と熱中症、新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。 小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。この講座は3回シリーズとして開催しています。
さて今年はコロナ禍も第5類移行になり落ち着きを取り戻した中、花好きの10名(男性3名女性7名)の方々が応募されました。内、初めての方が3名で、残りの方々は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色です。中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。
本日は3回シリーズの第1回目として、メインの作業は菊の親株から切り取ったさし穂を使った「刺し芽」です。
「刺し芽」の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業で、初めての方々は慎重に、リピータの方々も手順を思い起こしながら慎重に作業を進められ、約1時間半で作業が完了しました。次回7月29日の5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、次回までの管理が苗の出来栄えに関わる重要な注意事項をキーポイントとして説明し講座を終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。
四年ぶりに「野外活動ふれあい広場」いっぱいの参加者100名を迎え、餅つきも復活して“水とみどりの和田山パークまつり”が開催されました。
大きな鯉のぼりが泳ぐ広場に集まって先ずラジオ体操で体をほぐし、開会式です。
来賓の藤原町長のご挨拶を頂き、主催者の開会宣言が行われました。
クラッカーの音で祭りがスタート。
参加者はイベント案内のチラシを見ながらテントを巡り、シールをゲット。
精力的にイベントに参加して、9か所全部のイベントシールを集め、素敵な賞品との交換を目指します。
11時を少し過ぎたころ、司会者の案内で広場南側に全員集合。
リニューアルされた『ふれあい広場開設記念碑』の除幕式が行われました。
藤原町長やたくさんの子どもたちが紅白のテープを引っ張り、開設18年を迎えた施設を祝いました。
「餅つきが始まりますよ~」、餅つきを心待ちにしていた子どもたちが長蛇の列を作り順番を待ちます。杵を持ってお母さんに支えられながら、1、2、3、4、、の掛け声に合わせて杵を振り下ろします。
搗きあがった餅は“おぜんざい”スタッフの手にわたり、ちぎって丸められ、前日から仕込まれた“小豆汁”に搗きたての餅を入れ、ぜんざいができあがります。
その数なんと200食、お待ちかねの皆さんに次々と手渡されます。
広場にはジャンプ君メジーナちゃんが登場。子どもたちに囲まれてもみくちゃになりながら、写真撮影に応えています。
最後は大阪観光大学インターナショナル混声合唱団の演奏です。♪翼をください♪に始まり、森のクマさんでは子どもたちをステージに上げ、一緒に歌って大いに盛り上がりました。
にわかに雲ゆきが怪しくなり、
時間を繰り上げ閉会式を行い、祭りを終了しました。
募集定員30名が予約開始早々完売(!?)。
とっても人気の高いイベントの開幕です。
ピザ焼きのイベントは初めての取り組みです。ピザ窯は2基ありますが1回に焼けるピザはあわせて8枚、焼きあがる時間は平均10分。どのようにして途切れることなく焼き続け、焼きあがって食べる時間のばらつきなど、参加者が一堂に会してスケジュールに沿って取り組める、これまでのイベントとは違いがあります。
イベント進行担当者を大いに頭を悩ませましたが、さて結果はどうだったでしょう。
ラジオ体操からスタートです。
まず全員炭焼きの竹伐りに取り組んでもらいます。
ひと月前の里山保全活動で練習を積んだ「炭焼き」スタッフは、余裕で子どもたちをいざないます。子どもたちの奮闘に伐り終ると思わず歓声が上がり盛り上がります。
ほどなく保護者のお母さんたちは「ピザ焼き」準備に取り組んでもらいます。
ピザ釜に火を入れ30分ほどかけて焼ける温度に温めます。
また10数種類のトッピング具材を調理します。
炭焼きの竹割、ふしとり作業に入るころ、ピザ焼きのトッピング作業開始です。
アルミホイールの皿に生地をのせ、ハケで表面にオリーブオイルを塗ります。
そしてずらりと並んだ具材の中からベーコン、ソーセージ、トマト、ローズマリーなどをのせます。「厚くのせないでね、焼けにくいよ」。その上にチーズをたっぷりのせ窯に入れる順番を待ちます。
10分ほどで焼き上がり! アツアツのピザをテーブルに運びピザローラーで切り分けるのもそこそこに口に運びます。
これが美味い!! あちこちに笑顔がはじけます。幼児の世話をしながらやっと食べ始めたお母さんも微笑みが絶えません。
炭焼きチームは竹の窯詰めが終わり、焼きはじめは後日になりますので、先日焼いた炭を取り出して出来上がりをみんなに見てもらいました。
スタッフも失敗していないかドキドキの中、窯から出てきた炭は70㎝の竹が55㎝の炭に焼けています。で出来栄え80点、近年にない大成功です。
2023年スタートのイベント『新春野草観察と七草摘み』を、1月9日成人の日に実施しました。
コロナ禍前までは摘み取った七草やサツマイモ、お餅などを入れた“お粥”を大なべで炊いて、100人規模のお客さんや近隣の方々を招待して盛大に実施しましたが、
ここ数年は「このイベントの伝統を絶やしてはならない」との思いから十分な感染防止対策を取って、“七草摘み”だけを実施してきました。
寒い中定員に近い参加者があり、まずオープニングでスタッフが、深い調査と経験に基づいた「春の七草」について説明を行いました。
ふれあい広場を取り巻く農地には棚田が多く、あぜ道を散策すればあちこちに七草が発見できます。事前の調査でブルーベリー園の周りや会員が耕作している畑に七草がすべて揃っていることが分かり、参加者を2組にわけ案内しました。
「ブルーベリー園」組では排水の湿地でセリを発見。よく似た草で“毒セリ”があるので、その見分け方を説明。
参加の幼児たちが大喜びで七草を摘み取っている姿が印象的で、幼くして自然に親しんでくれほっこりしました。
「畑」組は野菜の畝でナズナを見つけて「これなに~」と尋ねてきます。「この草のタネは三味線のバチに似ているので、別名ぺんぺん草ともいいます」と会話がはずみます。
そして参加者がびっくり仰天したのがスズシロ(大根)です。
この日のために会員が残してくれ、みんなにプレゼント。大喜びで引き抜き袋に詰め込みました。
ほぼ1時間で七草を採取でき、ふれあい広場に戻ってそれぞれの採取した野草に間違いがないかチェック。
夕飯は自分が摘んだ七草で、健康食“七草粥”を味わっていただくことにしました。
ふれあい広場の屋根にうっすらと雪が積もり、時折粉雪の舞うこの冬一番の寒波がやってきました。そんな中、コロナ禍で中断されていた年末のお楽しみイベント「しめ縄づくり」が実施されました。
準備万端整えたスタッフは「寒い中参加してくれるかな~」と心配気味でしたが、予約開始日にすぐ完売となるほど、応募された方の熱気は熱く、1歳ぐらいの幼児を連れたお母さんをはじめ全員がスタートの時間には揃いました。
グリーンパーク熊取のしめ縄な(綯)いは4人一組でな(綯)っていく独特のやり方で、とてもしっかり作れるため人気があります。まず、スタッフが作り方の手本を示します。
その後広場に出て、わらのはかまを取り、な(綯)いやすくするため木槌でたたきます。
いよいよ、4人一組でしめ縄本体の、藁(綯)いです。
息を合わせてな(綯)い上げた立派なしめ縄ができました。
あと、さがり・ウラジロ・紙垂・ユズリ葉・橙などの飾り付けをして、紅白の水引をきりりとしめたら出来上がりです。
お正月を迎える大切な準備ができました。
来年こそはコロナ終息のいい年を迎えましょう。
大阪府では、森林の果たす役割と森林を守る意義の理解を深める契機として、11月第2土曜日を「おおさか山の日」と定めいろいろな取組を進めています。
熊取町では「緑と自然の活動推進委員会」の催しとして、①間伐体験、②雨山クリーンハイキング、商工会婦人部の皆さんによる③永楽ダム周辺クリーン活動が行われました。
間伐体験は近隣のヒノキ林で間伐の必要性を学びながら、密集したヒノキの伐採を体験しました。
ハイキングは熊取の名峰「雨山」に登り、紅葉が始まった山々の美しさを堪能し、人の心を癒す役割を実感しました。
3組の親子連れ6名が参加してくれました。事前のルート観察では野鳥の姿が例年にも増して少なく、少し心配しながらスタートしました。
東谷池へ着いても水鳥たちの姿はなく「やっぱり」と、意気消沈したスタッフを元気づけてくれたのは参加のこどもたち、「今日はどんぐり拾いや!」、オンブバッタを捕まえて翅を広げ「これはチョット変わった色してる」と小学低学年とは思えない博学ぶりで、興味津々動き回ります。
すると、突然空高く飛び去る鳥が。一同俄然色めき立ち「トビではない、何だろう」図鑑を見て調べます。
新池展望台を目指す樹林ではしきりに小鳥の鳴き声が、指をさして姿を追います。
和田山の裾道を一周して別所池へ。
対岸をよ~く観察するとカルガモが3羽休んでいます。スコープの照準を合わせかわるがわる見ていると、一斉に飛び立ちました。
その後、成合地区に入ると雀が多く“森の中”とは違った生態が良くわかります。
ふれあい広場に帰り、姿を見たり鳴き声を聴いた鳥を確認(鳥合わせ)し、最後にサプライズで、リーダーがどんぐりで作ったアクセサリーをプレゼント、
参加者の喜ぶ笑顔の中、観察会を終了しました。
3回シリーズの本講座も7月9日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は沖縄南西諸島に台風が接近はしつつあるようです。またコロナ禍の第7波もピークを過ぎ減少傾向を見せていますがまだまだ油断できません。このような中、マスク着用、3密を避けるなど、感染防止対策を取りながらの講座開催となりました。
受講生の出席は12名全員が出席。受講生持参の7月30日に5号鉢に定植した苗は例年にない高温で管理の難しさがありましたがまずまずの生育で、やはり経験者の苗は順調に育っていましたが、初心者の中には生育の悪い苗もありました。
このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、成長抑制のBナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等などの管理作業を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾ける、或いはメモを取る受講生に意気込みが感じられました。今年は野外活動ふれあい広場で受講生の福助菊展示会を行うのでぜひ出品して頂き、きっと大輪の福助菊を見る事が出来る事を期待し、来年の再会を約束し終了しました。
熊取町の“主峰”雨山では、毎年9月1日に山頂の石の祠『山龍王社』で五穀豊穣、万民安楽の祈願祭が行われています。この2年間はコロナ禍により中止が続いており「今年こそは!」と開催を念じていましたが、第7波の感染急拡大を受け今年も少人数による開催となりました。
私たちグリーンパーク熊取では、健脚会員6名が会員の「諸行事の安全遂行、健康成就」の願いを託され雨山登山に参加しました。
当日明け方まで激しい雨が降り安全に登れるのか心配されましたが、登山口に差し掛かるころにはすっかり雨もやみ、連日の猛暑も少し和らぎ心地よい登山となりました。
途中『馬場跡』で一服し山頂を目指しました。
石の鳥居をくぐり、ヤマモモの巨木が茂る山頂に到着。
神社の鳥居(グリーンパーク熊取が製作・献納)前に御神酒を奉納し、それぞれの想いを祈願しました。
最近、常套句となった「来年こそコロナが終息し平穏な日常を!!」と、念じつつ帰路につきました。
今年も恒例の「夏休みこども自然教室」を3回にわたって実施しました。
今年は行動制限なしの夏休みでしたが、直近で第7波のコロナ感染が爆発し、
子どもたちの参加が危ぶまれましたが、各回とも受付開始と同時に申し込みが殺到し、元気な子供たちの参加で楽しく有意義に実施できました。
【竹の巣箱と名札作り】 8月6日実施
先頭を切って8月6日に実施したのは今年が初めてのテーマ、小鳥の“巣箱作り”です。
普通、家の形に板で作るのですが、今回は私たちのオリジナリティーを発揮して、竹を使った巣箱作りに挑戦してもらいました。
でも、準備に一苦労!巣箱なので大きな竹が必要です。真夏の竹林に入って大きな孟宗竹を切り出してきました。
当日は子ども21名、保護者9名の参加でスタート。
低年齢の幼児も多く、孟宗竹をノコギリで切断するのが一苦労。
スタッフの援助で切り終わると汗びっしょりです。
製作工程は5工程もあって難しい作品でしたが、世界のどこにもない素敵な巣箱が出来上がりました。
これなら小鳥さんも喜んで巣作りすることでしょう!!
また一方ではグリーンパーク熊取の定番、名札づくりにも取り組んでもらいました。
【水てっぽう作り】 《8月7日・20日》
続いて8月7日と20日には人気メニューの“水てっぽう作り”を実施しました。二日間で子ども42名、保護者31名の参加があり、それぞれ4~5名の班に分かれ製作に取り掛かりました。
スタッフも手慣れたもので、マニュアルを示しながら作り方を説明し、竹筒と押し棒切りのエリアに誘導します。
ノコギリを使って、不慣れな子どもは保護者も手伝い順調に切り進みます。
次にドリルで穴をあけてもらい水の出口を作ります。
テーブルに戻って、いよいよ組み立て開始です。押し棒の先端に隙間テープを巻き付け、程よい強さのはめあいとなったら布を巻き付け、竹筒に名前を書いて完成です。
「さあ~て、飛ぶかな」急いで建物から出てバケツのところに行きためしてみます。「ウワー飛んだ!」お母さんも「これは楽しい」興奮気味にお子さんとどこまで飛ぶか競争です。
30分ほどで全員が作り上げ、お待ちかねのゲーム開始です。
ビーチボールを水てっぽうで転がし、誰がゴールに早く着くか競争です。
少し風が吹くと押し返され悪戦苦闘!!
また、金魚すくいの“ポイ”をめがけて的あてゲーム、穴が開くと「エーイ!」歓声が上がります。
そして最後は当日のクライマックス、2組に分かれて水のかけ合いです。
水をかけられても必死に応戦する幼児、途中からお父さん、お母さんも参戦。
みんなずぶぬれになりながら楽しんでいました。
「昔はこんな風に、体をぶっつけながらよく遊んだなー」と、感慨にふけるオッチャンでした。
参加者は,30 名募集のところ希望者が多く35 名を受け付けましたが,コロナ感染者の急増(第7 波)のために直前キャンセルが多く,結局⼦ども12 ⼈+⼤⼈14⼈(計26 ⼈)となりました。
参加者には「川の⽣き物クイズ」とポケット図鑑「⾬⼭川にすむ⽣きものたち」が配られました。
当⽇は晴れで気温も⾼く,スタッフ12 ⼈とともに3 班に分かれてふれあい広場を10 時前に出発。7〜10 才の1 班は林道から上流側に,4〜7 才の2 班は中流側に,4〜6 才3 班は下流側に分かれて⽣き物採取開始。林の⽊陰は涼しい。
網を下流側において,上流側の砂を⾜でガサガサジャバジャバ。驚いたヤマトヌマエビやヨシノボリを網でキャッチ。⽯を裏返して潜んでいたサワガニをゲット。
少し⼤きな⽔たまりではカワムツの⼩さな幼⿂を追いかけ回してすくう。下流の⽔流の弱い部分を網でゴソゴソすると⽴派なヤゴ(コオニヤンマ)も。各班で採れた⽣き物を観察した後は上流から下流まで⾃由に探検。
11 時15 分ごろから,さや池の⽊陰で班ごとにまとめと感想を聞いた後は,いよいよ前⽇に仕掛けたモンドリの引上げ(餌はいつものチキンラーメン)。⼤きなカワムツと⼤きなドジョウがたくさん。
採れたドジョウやカワムツをいつまでもさわっている4 歳児に
もう終わりだよとなだめて,元の池に放流。
コロナ禍で活動が制限されるなか,参加者の⼦ども達や親御さんが⾬⼭川上流の⾃然を思いっきり楽しみ,さや池の⽣き物にもふれあうことができ,楽しい⼀⽇になったことでしょう。怪我もなく,無事に活動をおえることができてよかったと思います。
1 才児を抱っこして,6 才と4 才の⼦どもを連れて参加しているお⺟さんのたくましさにはただ感嘆! もう少し⾼学年の⼦どもも参加して欲しいとは思うけど,なかなか難しいものです。来年はどんな⼯夫をしようかな?
前回7月9日開催以降、第7波と言われる新型コロナウイルスの感染者が急増し、いつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす中での講座開催となりましたが、このような時こそ花の手入れで癒しのひと時を過ごしたいものです。
今回も、前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら7月9日の挿し芽講座より3週間経過し、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら11名(1名欠席届あり)の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は例年よりも空梅雨となり苗の生育管理が難しい状況でしたが、今年は試行的に刺し芽苗床仕様を若干変更、受講生の頑張りもあり、予想よりも好成績で、若干枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤ビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。
次回9月3日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と、新型コロナ感染予防に最大の注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。
コロナ禍の中での開催も3年目となってしまいましたが、このような中でも花好きの皆さんに来ていただきたく3密対策を行い、実施する事が出来ました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈40㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。
小鉢なので場所を取らず、持ち運びが容易である、作業の負担が少ない。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。
今年の受講者は12名(男性6名女性6名)でした。内初めての方が1名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。この講座は10数年続いていてリピーターの受講生が多いのが特色です。中には10年以上連続で受講されている受講生もいらっしゃいます。
3回シリーズの第1回目として、
刺し芽の手順説明の後、グリーンパークスタッフにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながらの作業が順調に進行し、約1時間半後作業が完了しました。
3週間後の次回、5号鉢への定植時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
初めての参加者からは、たのしい時間が過ごせて、参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。
野外活動ふれあい広場の開設を記念して毎年行われていた「水とみどりの和田山パークまつり」
コロナウイルスの影響で2年間行われていませんでした。 今年はコロナウイルスの脅威が少し和らいだので 3年振りに実施しました。 雨模様の野外活動ふれあい広場に90名の笑顔のお客様を迎えました。
今回は大阪体育大学、大阪観光大学の学生、幸せのシフォンケーキ、柴田養蜂場、軽トラ市等の皆さんにと共に『まつり』を盛り上げて行きます。
開会のトップを切って観光大学のファンファーレで始まります。
鯉のぼり作りはあいにくの雨で青空に泳がせることが出来ませんでした。
かざぐるまができあがって、雨の中をチョット歩くとよく回ります。
里山から切り出したヒノキを、竹のヘラで皮を綺麗に剥いて行きます、つるつるの木肌が出てきていい香りが漂います。
野鳥観察、水生生物観察、食べられる野草観察などいろいろのブースがあります。
雨で和田山登山も途中までとなりましたが、体育大学の学生は「雨にも負けず」つぎつぎと”技”を繰り出し子どもたちを楽しませてくれました。
シフォンケーキが残り少なくなりお早めにと司会者の声。
軽トラ市では沢山の野菜が販売されています。
満開のブルーベリー園では”蜂蜜お茶”がふるまわれました。
観光大学吹奏楽部の軽やかな音色でコンサートが始まり、最後は「川の流れのように」思わず口ずさみたくなりました。
最後まで沢山の方々と楽しい時を過ごせました。
今年もコロナ対策で2019年まで実施していた“七草粥”の振る舞いは中止しました。
七草粥を食べて無病息災を祈る風習は平安時代に始まって、現在でも正月の締めくくりの行事として、七草がスーパーなどで販売され広く定着しています。
今年はブルーベリー園の周りなどで七草を探し摘み取って、自宅で七草粥を焚いて食べてもらうことにしました。
畑の水槽には氷が張るほど冷え込みの厳しい朝でしたが、この一因が放射冷却によるもので日差しとともに結構暖かい、野草観察日和でした。
元気な就学前の2名をはじめ幅広い年代の15名が参加。
初めに七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)の効能などについて説明、野草の見分け方と毒セリ(キンポウゲ)など類似野草があることの注意を受け、早速七草摘みへ出発しました。
まず、グリーンパークの共同農園に行って七草探しです。
サポーターの誘導で畑の畝の間をよくよく観察すると「これ食べられますか?」「それ、仏の座、いけるよ!」、次から次へと七草を発見!!
畑には立派なすずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)が育っていますが「これは作物で野草ではありませんよ」、「どうりで大きいはず」ですよね。
ブルーベリーの第二農園に行くと湿地を好む“せり”も発見、すぐ横には“毒セリも”生えています「間違ってはダメですよ、後で検査してあげますよ」。
子どもさんも大奮闘、それぞれ今日の七草粥が炊けるほど摘み取ったところで、いつも行っていた成合地区の田んぼに向かいました。
そこには冬の野に彩り鮮やか実を残した柿の大木があります。
インスタ映えのする風景を目にした後は、ふれあい広場に戻って食べられる野草とダメな野草のよりわけをして、イベントを終えました。
きっと夕食は、アツアツの七草粥を美味しく味わったことでしょう。
この2年間、コロナ感染により多くの活動が中止や縮小の制約を受けた中、私たちの活動の柱、地球温暖化などで顕著となった「自然環境の保全」、そして次世2022年1月5日、NPO法人グリーンパーク熊取会員の初詣を執り行いました。
「今年こそコロナ禍が終息し平穏な日常を取り戻したい!」との強い願いの中、
活動の拠点とする野外活動ふれあい広場には門松がしつらえられ、和田山ふもとの岩間に注連縄が張られ、会員一同そろって参拝します。
活動の柱「自然環境の保全」は地球温暖化が進み幾多の弊害が顕著になる中ますます大切な取組課題となってきましたし、次世代を担う「子どもの健全育成」も同様です。
私たちの出番が待たれている新年の幕開けです。この日は大体大のイベントと重なり,少し騒がしい野外活動ふれあい広場だったのですが,一般の参加者(大人6名子ども2名)はふれあい広場に9:30集合しました。資料が配られ簡単な説明の後,パーク参加者10名とともに5台の望遠鏡をかかえて,和田山一周に出発です。
歩き始めるとさっそくヒヨドリの鳴き声が。東谷池はシンとしていて水面に空が映る。釣り人がいたせいか水鳥は一羽も見られません。先週草刈り整備した堰堤から上空を見上げるとヒヨドリが何羽も飛び回っています。トビが上空を飛び始めると,何処かに消えてしまいましたが...
和田山の山裾周囲を巡る〔みどりの小道(通称)〕を通って新池展望台へ向かいます。♪チャッチャッ♪とウグイスの笹鳴きが聞こえますが姿はよく確認できません。新池展望台からはいつも車で通る和田大橋がよく見えますが樹木が育ちすぎて展望はかなり悪くなっています。〔みどりのトンネル〕の坂を上がって別所池へ向かいます。先週から数羽飛来していたカルガモが今日は12羽も。望遠鏡の活躍です。別の日にはホシハジロも来ていたのですが,来ていなかったのは残念でした。
成合地区に入って里の鳥を探します。モズがいました。望遠鏡で確認できたのはラッキーでした。カラスとスズメはいましたが,いつも見られるイソヒヨドリの姿はありませんでした。
11:50にふれあい広場に戻り『鳥合わせ』。今日見られたのは,以下の12種類:カルガモ,ヒヨドリ,メジロ,ノスリ,コゲラ,キジバト,ウグイス,トビ,モズ,スズメ,ハシブトカラス,ハシボソカラス。
イベントと重なったり,採砂場のコンベアの音が大きかったせいか種類数が多くなかったのは残念でしたが,秋の好天のもと,参加者は適度の運動で自然に触れる事ができて大いに満足しました。12:00散会。
3回シリーズの本講座も7月10日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
毎年この時期は、台風発生、接近の季節です。幸い今年は台風の接近はありませんでしたが、コロナ禍により延長された緊急事態宣言が出されている中、3密を避けるなど、感染防止対策を取りながらの講座開催となりました。
受講生は14名中、11名が出席。7月31日に5号鉢へ定植した受講生持参の苗は、例年にない高温と長雨続きで管理の難しさもあり、例年より生育は悪く、経験者の苗は比較的順調に育っていたが、初心者の苗は育ちが悪かった。
このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として乾燥肥料、オルトラン粒剤(防虫剤)散布、そして増し土をし、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めて参加の受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥散布、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等の管理作業を説明しました。まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に、熱心に耳を傾け、或いはメモを取る受講生の姿に意気込みが感じられました。きっと、11月初めには大輪の福助を見る事が出来るよう期待して、又、今年の熊取町「秋の文化祭」はコロナ感染防止のため残念なが昨年に引き続き中止となりましたが、「グリーンパーク熊取菊花展」として公民館前に菊の自主展示を予定しているので、ぜひ受講生も出品して頂くようお願いし、来年の再会を約束し終了しました。
夏休みも残りわずかとなりましたが暑い夏はやっぱり水遊びが一番ですね。今年もたくさんの子供達が参加してくれました。9チームに分かれて,自分の手でノコギリとナイフを使って竹を切ったり削ったり,押し棒は,すきまテープを巻いて布をかぶせ輪ゴムで止めて,水鉄砲を完成。
今年も3つのゲームを用意しました。
・「ペットボトル倒し」最初はなかなか倒れなかったのが慣れてくると命中し大きな歓声が上がります。
・「ペットボトル落とし」吊り下げている新聞紙に当てるのは難しく,最後は側へ近寄って直撃して落としました。
・「水のかけっこ」最後は大人も混じって全員が2チームに分れて,びしょ濡れになり歓声をあげながら楽しみました。
本日のイベントが夏休みの楽しい思い出になってくれたらいいなと思います。
前日に引き続き「夏休み子ども自然教室」第2弾『竹の貯金箱』が、感染防止対策を十分行い例年の約半数の定員で実施されました。参加者は子ども30名,大人11名で,家族を中心とした6グループに分かれて開始。...とその前に元気いっぱいラジオ体操。
前日までに町内某所から調達した太さ10〜15 cmのモウソウダケを,両端に節を残して竹用の鋸で切断。水鉄砲に使うマダケとは違って,直径も分厚さも2倍以上あり時間がかかります。午前中とはいえ30℃越えの炎天下で,小さい子どもも一生懸命がんばりました。
その後は,グリーンパークのスタッフにドリルで穴を開けてもらって投入口を作ります。はい,これで基本的には完成。そうです,この貯金箱は壊さない限り中を開けることができません。自分で苦労して作ったものはよっぽどのことがないと壊したくないはずです。さて,いくらほど貯まるでしょうか?
続いて,緑の生竹の表面をサンドペーパーや小刀で削って(この作業はとても面倒なのですが,子ども達は根気よくていねいに時間をかけていました),自分のお好みで飾り付け。油性マーカーで絵を描いたりシールを貼ったり。
このイベントでも保護者の皆さんが熱心です。子どもの手伝い以外にも,創意工夫を凝らした作品もできたようです。「夏休み親子自然教室」に名称変更して親子が参加するのも良さそうですが,やはり簡単な工作であっても,子どもが自らの手で仕上げるのが良いのではないでしょうか? 何しろ,ノコギリや小刀を手にする絶好の機会ですから。
去年コロナで中止となった「夏休み子ども自然教室」が、感染防止対策を十分行い例年の約半数の定員で実施することになりました。
予約開始初日は電話が殺到!! わずか15分で予約枠はいっぱいになり、その後お電話いただいたお客様には大変申し訳なく、来年はいつもの定員で実施したいものです。
第一回のテーマは「うちわと風鈴づくり」です。参加者31人を6組に分け、それぞれの組をさらに「うちわ」と「風鈴」の工程で同時進行して“三密”を避ける工夫を行いました。
【うちわづくり】
うちわに貼る用紙にそれぞれ工夫を凝らした絵を書きます。絵のデザインが思い浮かばなければヒントになる絵柄をみて大作に挑む子ども。
下絵も書かずマジックを上手に滑らせ見事な花を描く人。いずれも素敵なうちわの絵柄が書かれていきます。次はうちわの土台にのりをつけ、裏表に先ほどの用紙を貼り付けます。ここで大切なのは裏表のずれを無くすこと。ガイドのラインを慎重に重ね合わせ貼り付けます。しばらくしてのりが乾いたらハサミで丸く切り取るとうちわのできあがりです。
【風鈴づくり】
パーツがたくさんあります。リン(鈴)はペットボトル切った外枠、鈴をいれた玉はガチャガチャ、短冊、紐などなど。風鈴づくりでむつかしいのが紐でこれらのパーツをつなぎ合わせる作業です。ガチャガチャのボールやペットボトルの底センターに細い穴をあけ、紐を通すのですが、どうしてもうまくいきません。ヘアピンを使いやっと通すと風鈴のできあがり。
展示ポールにつるし、うちわであおぐとかすかな鈴の音が聞こえ、昔懐かし「夏の風物詩」を体感できました。
このイベントで一番熱心に取り組んでいたのは保護者の皆さんです。
来年は「夏休み親子自然教室」にタイトル変更したいほど盛況でした!!
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイントとして、施肥のタイミング、成長抑制剤のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に受講生も積極的に参加していただき、無事終了となりました。ありがとうございました。
次回9月4日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただき、元気に再会できることを楽しみに散会しました。
緊急事態が解けて,例年の夏のイベントを規模を縮小して再開しました。「川たんけん」は2年ぶりです。4連休の最終日,野外活動ふれあい広場に集まった参加者25名(子ども15名大人10名)とグリーンパークのサポート(8名)は,二つのグループに分かれてスケートボード場の下にある「さや池」目指して9:45に出発。午前中ですが30℃を超えています。
途中で参加者一人がアシナガバチに刺されるというハプニングがありました。道路脇のグレーチングにぶら下がるように作られた巣の上を誰かが歩いた時,驚いた蜂たちが十数匹飛び出して,後から来た人が被害にあったようです。応急処置のため少しの遅れが生じたものの大事には至りませんでした。
さや池に着いて網が配られ,10:00頃から上流側と下流側に分かれて雨山川の生きもの探しを開始! ちょろちょろと流れる谷川の木陰は気温28℃。網を水底に置いて足で砂をかき込むように追うといろんな生きものが捕れます。尾の青い斑点がきれいなヤマトヌマエビがたくさん。卵を持ったメスもいます。メダカサイズ以下の小さいカワムツも多く,サワガニも次々と見つかります。「捕れた!」「釣れた!(?)」と喜ぶ声が谷川に響きます。
木陰には長い脚のザトウムシ(メクラグモ)がユラユラ揺れています。昆虫ではコオニヤンマとコシボソヤンマのやご,ヘビトンボの幼虫も見つかりました。
1時間ほど経って少し飽き始めたようになったころ,グループで集まってみんなで今日の成果を確認しました。たくさんの獲物は(飼育できる水そうの準備がある人以外は),スマホに入れて持って帰ることにして,元の場所に返しました。
さや池に戻って,前日に仕掛けた4つのもんどりを引き上げました。数センチのスジエビ,15センチ越えのドジョウとカワムツもたくさん入っていました。みんな興奮気味で,ドジョウつかみにチャレンジする子も出ました。
また暑い道を歩いてふれあい広場に戻り,熱中症になったり大きなケガする人もなく全員無事に活動を終えました(12:00)。皆さんお疲れ様でした!
昨年に続きコロナ禍の中での開催となりました。花好き菊好きの方々のために募集人数も絞り、実施すべく、3密対策を行い実施する事が出来ました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。
今年の受講者は14名(男性8名女性6名)でした。内初めての方が4名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
初めての参加者からは、巣ごもりのストレスが少し解消され参加して良かった。との感想が寄せられ、主催者として嬉しく思いました。
①広場②第1~2駐車場③東谷池に向かう道路沿いにそれぞれ分散して作業に掛かりました。
広場は比較的草は刈りやすかったのですが、駐車場の道路沿いはツルや枝が伸びて刈り取りに汗を流しました。
また、東谷池への散策路沿いに沢山のモミジが植樹されていて旺盛に枝を伸ばしてきています。紅葉がすすめばきれいな『モミジロード』となって散策者の目を楽しませてくれることでしょう。
腰丈まで伸びた草を刈り取っていくとすっきりした景観に変化してうれしくなりました。
女性会員たちがブルーベリー農園の花壇に様々な植物を植えています。これからどんな花を咲かせてくれるのか今後の楽しみです。
私たちは野外活動ふれあい広場や和田山を訪れる人々にとって、楽しく快適に過ごしていただけるような環境つくりをこれからも行っていきます。
熊取町では唯一ここがBBQが思いっきり楽しめる場所であり、また子供たちが簡単に登れる和田山からは大阪湾から明石大橋、淡路島、六甲山脈やあべのハルカスなど眺望抜群の場所でもあります。
「みなさん気軽においでやす!!」
今年は農園始まって以来の大凶作でした。
稲刈り直前に“イノシシ”が電気柵を超えて何度も侵入し、道路沿いを残して大半がなぎ倒され泥まみれ、さらに害虫の“ウンカ”の被害もあり惨憺たる有様です。
精魂込めて育成に頑張ったスタッフも、ガックリ肩を落として残念がります。
5月の田植えに参加したほとんどの会員が参加して、鎌を持ち刈り入れをスタート。あぜ道から5mほど刈り進むと、そこからはなぎ倒された稲が広がります。
「これ行けるやろう!」取り上げた稲穂は、「それは、泥がついててあかんでー」しぶしぶ廃棄。
1時間ほどで刈り終え稲架にかけた稲束は150束ほどで、去年の4分の1しか収穫できませんでした。
来年はコロナも終息しての(稲作とは関係ないか・・・・)豊作を胸に秘め、昼食担当者が心を込めた、とっても美味しい冷やしそうめんを頂きながら終了しました。
3回シリーズの本講座も7月11日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は今までに経験したことがない超大型台風10号が発生、奄美、九州西岸に接近との予報が出ている中、大きな災害が発生しない事を祈りつつ、講座をスタートしました。
受講生の出席は15名中、13名が出席。受講生持参の8月1日に5号鉢に定植した苗は例年にない高温続きで管理の難しさがあり、例年より生育にばらつきがみられました。このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が進みます。
リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬に蕾が付いて10月下旬の開花までの大事な生育期間中における灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等を説明。まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に、熱心に耳を傾け、メモを取る受講に意気込みが感じられました。11月初めにはきっと大輪の福助を見る事が出来る事を期待して。。。
最後に、今年の熊取町秋の文化祭はコロナの感染防止のため残念ながら中止となりましたが、「グリーンパーク熊取菊花展」として公民館前に菊の展示を検討しているので、その節は受講生も出品して頂くようお願いし、また、来年の再会を約束し終了しました。
前回7月11日開催時以降、東京はもとより大阪やその他日本各地でも新型コロナウイルスの感染者が急増し、この状況にいつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす毎日です。このような時こそ花の手入れで癒しのひと時が過ごしたいものです。
今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら進め、7月11日の挿し芽講座より3週間、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら15名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入り後の長雨で日照不足となり、苗の生育管理が非常に難しい状況でした。しかし、受講生の頑張りで、予想よりも好成績で、枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。
数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイント、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に参加者も積極的に参加していただき、ありがとうございました。
次回9月5日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただく事を願いながら受講生を見送りました。
コロナ禍によりグリーンパーク熊取のイベントも3月以降次々と中止せざる得なくなりましたが、花好き菊好きの方々のためにぜひとも講座を実施すべくいろいろ検討して、3密対策を行った上で、久々のイベントを実施する事が出来ました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。
小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。今年の受講者は15名(男性7名女性8名)でした。その内初めての方が7名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
暖冬のこの冬、すでに菜の花が咲き始めたせんなん里海公園で開かれた、環境保全活動等に取り組む泉南地域の団体の交流会(岸和田土木事務所主催)にグリーンパークのメンバー(6人)も参加しました。現地でササユリや陸ガニの保全活動などに熱心な「うみべの森を育てる会」のメンバーに、飼育中のカブトムシの幼虫を見せてもらったり、「ぼうけん山」を中心にうみべの森を案内していただきました。普段の和田山とはまた違う植物相や動物相の観察にしばし満喫。
しおさい楽習館に移動して、「私の水辺」発表会が始まりました。18回目となる今回は、私たち以外に、泉鳥取高校フィールドワーク部やうみべの森を育てる会の活動報告などがありました。私たちは、熊取東小学校4年生の秋の遠足をサポートした経験と、遠足の後で児童が丹精を込めた遠足新聞のできばえに感心したことについて発表しました。
発表会の後は、東小学校の遠足新聞や各種環境保全活動団体(8つ)による展示を前に、全員で種々意見交換。
《筆者の感想》泉南だけでも多くの団体があるんだなぁ。みんな苦労しているなぁ。照明のついた120 cmの立派な水槽(淡水2つと海水1つ)はうらやましいなぁ, etc…
厳寒とはいえ風も無く、冬鳥観察には適した天候。熊取町の家族ふれあい講座参加者も加わり多人数の出発です。
今日の主役は水鳥達。先ずは現在飛来中のオシドリが居る東谷池へ。そおっと足を運んだが、それでも警戒した鳥達は次々と羽ばたいて池の奥へと遠ざかり、その内隠れてしまった。皆、複雑で鮮やかな羽色が見られたかな?
残ったキンクロハジロ1羽も潜水して姿を消した。残念!気を取り直し、ヒヨドリやメジロの声を聞きながら次の池へ。
黒いボディに白い嘴と額が目立つオオバン達が水草を食べている。それに混じって、おしゃれなナポレオン帽子のような頭のヨシガモ達がスーイスイ。その隣には色は地味だがどこか凛としたオカヨシガモ。ここは豊かな餌場らしい。
帰路、見上げた木立でカワラヒワの群れがキリリと鳴きながら枝から枝へと忙しい。木々の葉が落ちた冬は野鳥を見る絶好の時期。これ以外にも多くの野鳥達に出会えた楽しい観察会だった。
曇り空、気温8度の天気の中で、野外活動ふれあい広場では、スタッフが半切りドラム缶を利用したたき火で暖をとりながら、参加者へのサポート内容と3班の担当者を確認して、イベントの成功に気合が入る。
9時半頃から、子どもさんを交えた家族など、36名の参加者が来場された。午前中は炭焼き体験で、竹切、竹割、節取、窯込めと、参加者とスタッフの息が合って、流れるように作業が進んで行く。準備が出来た所で、窯の周りで炭焼き完了までの説明を行い、そして、火入れ。
昼食は、参加者と豚汁を頂き、寒さの中で温かい豚汁に体がほっとしている。
午後にシイタケほだ木作りを始める。
ほだ木はドリルで穴開け、金づちで種菌を打込みで完了なのだが、「僕が、私が金づちを打つ」と元気なお子さんの声がする。
2年目の10月以降を楽しみに、日陰で水やりをお忘れなく。
小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが元気な子どもさん、「私こそ楽しみにしています」、と気合の入ったおとうさん、たくさん集まってくれました。
スタッフの準備は完璧です。参加者は竹ひごや障子紙、型紙、紐、など机に並んだ材料の前に座り、作り方の説明を聞いて早速作り始めました。
4歳の男の子も上手にハサミを使って型紙のラインに沿って切り進んでいます。
いち早く凧の形が出来上がると次はお楽しみの“お絵描き”です。
アンパンマンやポケモンそしてやっぱり人気は、郷土のキャラクター『ジャンプ君とメジーナ』です。おっとどっこい、スマホの写真を見ながら今年の干支『イノシシ』を見事に描いているお兄ちゃんがいます。絵画が得意だそうで、その筆さばきにはビックリ!
やがて和凧が出来上がり、本当はここで空に向かって揚げたいところですが、願いに反して小雨が降り続きます。 残念!!
ここでスタッフが機転をきかせて、サンプルの凧を揚げてもらうことにしました。「さー!この紐を持て走ってごらん」、声をかけると勇気ある女の子が「私がやる!」、勢いよく走ると、ふわっと揚がり風を受けぐんぐん高く舞い上がりました。思わず拍手が沸き起こりました。
代わるがる、子どもたちが凧揚げを楽しみましたが、やがて雨に濡れた凧は揚がらなくなりました。
「天気のいい日に広いところで楽しんでね!」、雨除けの袋に凧を入れ空高く舞い揚がる自作の凧を夢見ながら
会場を後にしました。
寒さが厳しく時折時雨れる天候のなか、七草粥と新春野草観察会が行われました。
七草粥は平安時代に無病長寿を願って若葉を摘んで食べる習慣がありました。 冬のビタミン不足を補う古人の知恵だといえます。
さあ七草をとりに行くぞ。 この湿っている所に「セリ」が有るよ、これは「ナズナ」と言います、ぺんぺん草とも言います。 「エ~ぺんぺん草が食べられるの」七草を求めて田んぼの畔や土手を歩いていきます。 1時間ほどで七草が揃いました。
早速野外活動ふれあい広場で七草粥を食べました。 プーンと良い匂いがします。 お餅入りやサツマイモ入りなどもあります。 まだおかわり有るよとの声に行列ができました。 エ~4杯も食べたの! 皆熱々の七草粥をお腹いっぱい食べて満足の一日でした。
冬には稀な暖かい日 野外活動ふれあい広場に集まった老若男女。
平成から変わる節目の年に家をお守りする注連縄 それも手作りで飾れるとあって多数の参加者で賑わいました。冬なのに熱気ムンムンでした。
注連縄とは「神の領域と現世を隔てる結界 不浄の物が入らなくする役目を果たすもの」との説明を聞き 身を引き締めた参加者達。
スタッフのデモンストレーションに総立ち状態で食い入りいざ本番。
4人1組でスタッフの指導の下 力を合わせて注連縄を編み上げます。
飾り付けの品々にもそれぞれ謂れがあり ウラジロは清廉潔白 ユズリハ、橙は子から孫へ代々譲る 紙垂は神の降臨を表す。そんな説明を聞くと一層有難く感じる注連縄です。
最後に紅白の水引きを結び作り上げて笑顔 笑顔 笑顔。
皆さんの笑顔が 来る2019年が幸多い年の証 口々に良いお年をと広場を後にした今日のイベントでした。
熊取町は木の葉状の形をしています。北西から南東にかけて高度が増し、南部にある奥山雨山自然公園を、自然環境の保全を活動の柱とする私たちグリーンパーク熊取の活動の場としています。
今年の「晩秋の里山ハイキング」は東ハイキングコースをとりました。野外活動ふれあい広場を出発し、舗装された永楽線を環境センター過ぎの登山口から入ります。その間1時間、土曜日で車の往来はほとんどなく、永楽桜広場からがネイチャーハイクの開始です。
左手の永楽ダムは、昭和43年3月に見出川をせき止めてダムとしたものです。ちなみに見出川の源流は、熊取町、泉佐野市、貝塚市が接する松尾奥山です。標高405メートルと熊取町の最高峰です。右手は急斜面で、その斜面にはヤマブドウ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、アカメガシワ、タカノツメ、アベマキ、ビナンカズラ、ムベなどが、その色彩で存在感をアピールしています。季節柄リースづくりのご仁には垂涎の的になる植物があります。
桜谷橋から見出川は右手に移ります。そこからがゲンジボタルの観賞地で、毎年6月の中旬2日間、私たちが案内に立ちます。
東ハイキングコースの入り口の標高は約200mです。奥山雨山自然公園は全域にわたって照葉樹林帯に属します。登ること1キロで標高300m、下界が開けます。永楽池の向こうには大木地区の農村景観を垣間見ます。松尾奥山群は雨山を含め和泉山脈の前山を形成していることが見て取れます。尾根道は多く岩石が露出しており、泉南流紋岩の地質で、イタビカズラ、ヒトツバなどの特有の着生植物が見られ、低木が多いので視界を妨げることはありません。
展望台に11時半に到着しました。30分の昼食休憩です。少し風がありますが晴れて視界極めて良好で、コナラを主とした紅葉と、明石海峡大橋、あべのハルカスなどの光景は参加者6名の一致した「素晴らしい!」の一語で、「感動で寒さを感じません。」との感想でした。
今年の「おおさか山の日」は“熊取町民の協働事業”へ衣替えし、主催がグリーンパーク熊取へと引き継がれました。 参加者は110名と大盛況で、スタッフ、協力団体を含めると総勢180名が集うイベントとなりました。
【クリーンハイキング】
今年9月に襲ってきた台風21号の被害でコースの変更を予定していましたが、有志の倒木除去のおかげで今年も雨山ハイキングを実施できました。参加者は35名、うち半数が10歳以下の子ども達でしたが、大人顔負けの元気の良さで、山道も、七曲りの斜面もどんどん登っていきます。馬場跡からは関空から飛行機が飛び立つ姿も見られ歓声が湧きたちます。頂上の雨山神社には7月に奉納された新鳥居を見てお参りする方がたくさんいました。天然記念物のヤマモモの前で全員の記念写真を撮り、すぐに帰路へ。広場のお餅つきを楽しみに下山しました。
【間伐体験】
間伐体験は60名の参加で、今年も人気です!!間伐の場所は成合地区の地主さんのご厚意で、ゆめの森公園近くのヒノキ林で実施しました。
活動の安全確保がまず第一、6班に編成し2名以上サポーターを配置しました。山の入り口で、全員ヘルメットを着け、班の番号を付けたヒノキを切ります。倒す方向にロープを張り、交代でノコを引くとやがて「メリメリ」と音がし始め、「倒れるぞ!」との合図で「バリバリ、どすーん」と轟音を立てると、「これは面白い、来年も参加しよう」と興奮気味に語った男の子もいました。
【餅つき・ぜんざい】
ハイキングと間伐から広場に着くと、餅つきが始まりました。吹奏楽部のファンファーレを合図に、子どもたちが長い列を作り、元気に餅つきです。
永楽ダム周辺の清掃を終えた、商工会女子部の皆さんも合流し、柔らかお餅のぜんざいをいただきます。180人分の賄をしてくれた炊事担当者に感謝です。
【ロゴスイベント・ヒノキクラフト・大阪観光大学吹奏楽部演奏会】
ロゴスさんイベントの「焼きマシュマロ」が人気。クラッカーに、チョコレートを包んで食べると「モーたまりません!」。3台の「お絵描きテント」では、手に絵の具を付けて「ペタペタ」塗り付け解放感にひたります。
午後からは間伐で持ち帰ったヒノキ材を切ってコースター作り。
そして“一服”のリラックスタイムは大阪観光大学吹奏楽部のさわやかな演奏に酔いしれ、最後は「アンコール!」の拍手が沸き起こり、演奏終了後も拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。
秋、ふれあい広場の玄関にいたツバメ達が南に渡り、かわりに冬鳥のカモたちがやってくる季節です。今日は山や池、田んぼでどんな鳥に出会えるでしょう。
14名の参加者(うち11名が元気な子ども達です)が集まってくれました。
小雨がパラつく不安定な天気でしたが、スタッフが6台の望遠鏡を持ち、みんな静かに!そっと!の野鳥観察の心得を守って東谷池に移動しました。
昨日の下見で見たオシドリの姿は見られませんでしたが、山の中腹の木にトビが止まっているのを発見。「わー、見えた、大きいなぁ」望遠鏡や双眼鏡で見える鳥に感激です。しばらくすると、空中にトビではないタカ類の姿が現れました。「あ、ミサゴだ、足に何かつかんでる!」やがて木に止まると餌を食べている様子、そこへハシブトカラスが餌を奪いにやってきてケンカに。ミサゴは逃げて行きました。
広場に戻ると、道端にセグロセキレイが長い尾を振り、ジッ、ジッと鳴きながら歩いていました。成合の家の屋根には派手な色合いのイソヒヨドリのオスが見られ、田んぼではスズメが電線に止まっていました。モズやコゲラの声は聞こえましたが、残念ながら姿はみせてくれません。帰りには電線に数十羽のカラスが集まっていました。
広場に戻って鳥合わせ。今日見たのは11種と少なめでした。
昼食をはさんで、午後はドングリを使って鳥のクラフトです。
ドングリに穴を開け、つまようじを使って鳥の形をつくり、絵の具で色塗り、仕上げます。見本を見て作る人、本や自分のイメージで作る人、みんな集中して作ります。キツツキ、エナガ、スズメ、コサギ、トトロなど、それぞれ素敵な作品が出来ました。子ども達の工夫やお父さんの頑張りに拍手喝采です。
3回シリーズの講座も7月7日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。今年は台風の当たり年で、台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となり、開始前には大雨が降り、受講者の出足が鈍り、残念ながら出席者は10名となり例年に比べ少し寂しい最終回となりました。
しかし、雨中のなか出席していただいた福助は若干の生育遅れの苗があるものの概ね順調な生育状況でした。
このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと全員がリピーター参加の為か順調に作業が終了。
これから9月下旬までに蕾が付き、10月下旬開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
猛暑が一段落した晴天の中、昨日の水てっぽうに引き続き、元気な家族がふれあい広場に集合しました。本日のテーマはシャボン玉作り。
まず透明カップを水でいっぱいにした後、さらに水を足すと表面が盛り上がります。これが表面張力。「わぁー盛り上がった!」とちょっと驚き。次に、ストローを水につけても泡はできませんが、台所洗剤を混ぜた液につけるとシャボン玉のような泡がカップにできました。さらに、洗濯のりを混ぜるとしっかりとした消えにくい泡ができます。子ども達もちょっと興奮!シャボン液の完成です。そして、大きなシャボン玉を飛ばす準備、ワイヤーの枠に布を巻き付けて液がしみこみやすくします。
さぁ、広場でシャボン玉を飛ばそう!人の顔以上の大きなシャボン玉がいくつも飛びます。枠をゆっくり動かして横に伸びる大きなシャボン玉、高く飛んだシャボン玉、うちわを振れば小さなシャボン玉がたくさん、スタッフ特製の枠で色々なシャボン玉飛ばしもできました。みんな大歓声です。
そして、人が入れる特大シャボン玉に挑戦する予定で前日からずっとスタッフが調整していましたが、どうもうまくいきません。残念ながら今年は断念。失敗は成功の母ともいいます。原因と対策を考え、また再挑戦です。
洗剤の中の界面活性剤の話で、シャボン玉ができるしくみが少しわかりました。身近な現象から学ぶことはたくさんあります。自然教室をきっかけに興味の芽が育まれるといいなと思います。
夏休み子ども自然教室の3日目は、「水てっぽうを作って飛ばしあい」です。
テーマは自分で“水てっぽうを作り”、赤組と白組の対抗戦で、“水てっぽう遊びを体験しよう”です。
最初に用意された竹を使い、外側の筒と中に入る押し棒をノコギリで切ります。
外側の筒には先端に穴をあけ、押し棒の先端にはスキマテープを巻き、布を被せて輪ゴムで止めて完成です。その後、試し打ちをしながら調整しました。
さあ、赤組と白組の対抗戦です。子ども達のかけ声とともに竹筒から勢いよく飛び出す水てっぽうは次々と的を倒していきます。
「水かけ合戦」は親御さんも参加し、びしょぬれになって大盛り上がりです。
猛暑続きの暑~い夏に最適の水てっぽう遊びは、子ども達の歓声と笑顔がいっぱいの楽しいイベントになりました。
子ども自然教室の2日目は、自然素材の竹を使い、空洞を利用して貯金箱を作るクラフトです。参加者55名、パーク23名で始まりました。
まず事前に準備した長竹を子ども達に選んでもらい、ノコギリで切り、お金を入れる「口」の穴あけをしました。それから、ナイフ、サンドペーパーを使い、投入口の仕上げなどをしました。それが終わると、マジック、シールを使って絵を描き、シールを貼って、自分だけのオリジナル貯金箱が出来あがり!
子ども達の感想。「ノコギリで竹を切るのが初めてで楽しかった」「シールやマジックで竹に絵を描くのが楽しかった」「自分だけの貯金箱ができてうれしい」
連日の猛暑で熱中症の心配もありましたが、無事終了。みんな自分だけの貯金箱を作って満足そうに帰っていきました。
夏休み子ども自然教室のトップを切って「ザリガニ・魚たちと遊ぼう」を開催しました。
生き物を扱うイベントは保護、捕獲、維持管理に多くの努力が必要ですが、子ども達の笑顔を楽しみに開催しました。
大きなバットにザリガニを入れてスルメをエサにして釣りあげよう!早速「やったー」の大きな声、得意満面です。
水槽に生きものたちを入れてじっくりと観察コーナーではカワムツが真っ赤な婚姻色に染まっていました。
ブラックボックスでは恐る恐る手を入れていきます「キャー」何か判った??ドジョウでした。
チリモンコーナーではチリメンジャコ(カタクチイワシ)の中に混じっている小さな生き物探し、この長いお魚はなーに?タチウオでした。タチウオは子どもの時から長いのです。 海の豊かさを実感出来たかな?
おーい皆でモンドリをあげに行くよとの声で野外活動広場の前の別所池のモンドリを上げます、サアー何が入っているかな・・・ドキドキの瞬間です。
栞作りコーナーでは魚などを色鉛筆で描き見事な作品が出来上がります。見ていた父兄も負けじと、ラミネートをしてリボンを付けると夏休みの思い出が出来上がりました。
やはり一番の人気コーナーは魚たちと触れ合おうです。ザリガニや魚たちの手づかみです。 得意になってザリガニを持ち友達に見せたり、魚を何とか捕まえようと頑張っていました。
前例を見ないコースをたどる台風12号の近畿地方接近の直前の開催で、前回7月7日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。
うまく発根しているか、スタッフも気になりながら13名の受講生を迎え、講座の開始です。体調を崩されている方もおられ、若干欠席者がでました。
苗の生育状況は、刺し芽の日から猛暑が続き、生育管理が難しく昨年より厳しい結果となりました。用意した予備苗を使い、各自4本の苗で1工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。
次回9月1日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で育て、草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性に人気のある花づくりです。
さて、イベント当日は西日本が集中豪雨に見舞われる中、熊取町では朝方から豪雨警報が出ていましたがイベント実施には支障がないと判断、雨天の中決行しました。参加者15名と昨年より少ない参加者でしたが、やはりリピーターの参加者が多く、初参加は1/3の5名で、残り10名の方は2年~5年以上のリピーター参加者でした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し予定時刻に終了しました。幸い大雨にはならず、参加者は出来上がった刺し芽苗を大事そうにかかえながら、家路につかれました。
「おはようございます」元気な声の親子さんが参加してくれました。
初めに飯盒に米を入れ、水加減をしておく。おいしく炊けるのか心配顔の参加者。
A班は夏カレー作り、野菜の切り方を教わると手際よく手慣れたものだ。
B班はマイスプーン作り、指導通り上手に出来たと思う。途中で入れ替わり作業開始。
昼が来た! 飯盒のご飯上出来だ。二つの大鍋で皆んなで作った甘口、辛口の夏カレーの出来上がり。「おいしそうだ」おかわり組も沢山いた。よかったです。
昼からは男の子に「竹で何を作るの?」と聞くと目を大きく開いて30㎝位の貯金箱。女の子、一輪挿し。竹ポックリといろいろ。スタッフに手伝ってもらい完成。
ほっとした顔がすぐ笑顔になる。とても可愛い。
ゲンジボタルは里山の豊かな水辺の自然環境のもとで生息してきた生き物で、人里近くに住み、人と深くかかわってきました。
当日はゲンジボタルを観賞しようと500人の参加者がありました。ペットボトルライト、竹製行灯で照らしたダム周遊道路を歩いて、800m地点からホタルが飛び始めます。
「あっ、ホタル光ってる!」樹林のあいだを点滅しながら飛んでいるホタルに参加者の皆さんは歓声をあげ、手のなかで光るホタルに子ども達は目を輝かせています。
この日確認できたホタルは85匹でしたが、樹林のなかを点滅する幻想的なホタルの光は、参加者の皆さんを魅了し、心を和ませてくれました。
ホタルの一生の話を熱心に聞いてくれ、「カワニナをホタルの幼虫はどうやって食べるの?」などなど興味が広がります。「ホタルが光るのは次の世代に大切な命をつないでいくためだよ」
スタッフに「ありがとう」「ごくろうさま」「ホタルきれぃかったよ」ほんわかあったかい人とのふれあいにも心が和んだ観賞会でした。
ゲンジボタルが生息する水辺の環境をいつまでも大切に守っていきたいですね。
さや池ビオトープはさや池と雨山川の水辺の自然環境を、遊びながら体験し、観察できるビオトープです。
まず池をぐるっと一回り。水面を何種類ものトンボがすいすいと飛んでいます。おしりを水面につけて産卵しているシオカラトンボもいます。
前日から仕掛けたモンドリを引き上げると大量のドジョウが入っていて子ども達は大喜びです。くねくねと泳ぐドジョウを掴もうと大奮闘です。「つるつるしてる!」
カワムツを皆で放流、触った感触が全然違うのも体感できました。
「池には他にどんな生き物がいるか皆で探してみよう」網をもった子ども達は「見つけた!これなに?」トンボのヤゴ、カワニナ、マツモムシなど次々と発見。雨山川からサワガニもやってきました。「オスとメスの違いは?」「これはオスや」
池のまわりには真っ赤なイチゴがあり「美味しそう♪」「このイチゴは食べられます」ワクワク「でも美味しくありません、これはヘビイチゴです」ざんね~ん。
最後は子ども達の要望に応えて雨山川で生き物採取です。冷たい川にジャブジャブ入って
サワガニ、ヨシノボリ、スジエビ等々発見。ヨシノボリの卵を発見してくれた子どももいました。
さや池ビオトープの水辺は沢山の植物が生育し、水生生物、昆虫、鳥、小動物の絶好の住処です。子ども達も大人も水辺の自然を体験し、いろんな発見をし、思いっきり楽しんだ一日でした。
今年もこの日がやってきました!!
「水と緑の和田山パークまつり」。
野外活動ふれあい広場の開設記念日(4月29日)を祝う祭りとして2005年から毎年盛大に行われ、今年も参加者111名・スタッフ48名、中でも初参加の大阪観光大学吹奏楽部の素敵な演奏で、終日たのしい笑い声が和田山にこだましました。
♪写真で一日をたどってみま~す♪
☆ファンファーレで元気よくスタート
☆11か所のポイントをめぐる「のこのこラリー」にチャレンジ!
☆お父さんたちも参加して餅つき大会
☆タケノコの土佐煮とぜんざいでお昼ごはん
☆午後はお待ちかね、太極拳演武と吹奏楽演奏会
~また来年もお会いしましょう!~
今日は半日ネイチャーハイクを楽しみつつ感性を高め、四季の移ろいに敏感 になる日だ。上高田の里村に入ると、道路の右側の土手には、おなじみの春の野 草が勢ぞろい、スカンポを見て昔を懐かしむ。 助谷の入り口に 4 体の道標地蔵を収める社が、昨年 6 月に新しくなった。飾ってあるお花はいつ見ても新しい。
見出川に沿ってゆるやかに登っていくと「湧き水」があり、「助谷森の道」と「助谷自然の道」との分岐点になっている。ここで一休みして深(森)呼吸、森の気を深く吸い込む。左手にとって助谷森の道を100 メートルも進むと、2000 年(平成 12 年)「みどりの世紀の森づくり推進事業」、町立東小学校生徒が植林で参加した看板が残っている。しばらくメジロの鳴き声を聞きながら雑木林を行く。
クサリ場を登りきると、この地点は今日のコースの最高地点、海抜 290 メー トルで、ここからが尾根伝いに芝生広場へと進む。いつもならコバノミツバツツ ジが沢山にみられるのだが、今年は開花が早まり、代わってモチツツジが待機し ている。わずか4日前の下見の時にはコバノミツバツツジは残っていたのだが、 残念である。お弁当休憩の芝生広場へは、ハイキング G だけでも年 4 回は行く。
お弁当を食べて第 2 展望台へと進む前に、周囲の樹木観察にゆっくりと時間をとって四季を重ねてみる。変化の中に新しい発見がある。四季の移ろいを実感してワクワクする。 第2 展望台からの四方の眺めは、今日は薄曇り、でも山は青葉若葉に染まってきている。笑っている。 参加者の 3 人のパークメイトの小学生は、今日のもう一つの目的でもある永楽ゆめの森公園へと急いだ。我々大人には約 7 キロの行程は少しきつかったかな。
桜の開花がちらほら聞かれる陽気のイベント日和、今年も見出川の清掃活動が行われました。高田地区の方々、町内のご家族、熊取町役場の方々、グリーンパーク熊取のメンバーが一丸となって、川に入り、ゴミ拾いをしました。
「この活動も今年で10年になります」との高田区長さんからの挨拶の言葉、継続は力なりです。里山の豊かな自然が広がる水辺の環境をみんなで大切に守ろうという意識が根付いてることがわかります。
しかし、昨年の大雨の影響で、川の様子は一変し、土砂が片側に積み上がり、ゴミと土が混ざり合い、ゴミを除くのは大変でした。
みんなの懸命な作業の結果、随分ゴミを集めることができ、川もきれいになりました。
ゴミ拾いの後は、生き物採取!子ども達は濡れるのも構わずジャブジャブ川に入って夢中で捕まえていました。「なにこれ~。動いてる」と持ち上げた網の中に見つけたのは、カゲロウの幼虫。今日はカゲロウがたくさんいました。ほかにもサワガニ、オニヤンマのヤゴ、ヨシノボリ、ドジョウ、ヨコエビなどなど。たくさん捕まえましたが、サイズが小さいものばかり・・・。大雨の影響でしょうか?
清掃後は、高田ちびっこ広場の生き物ふれあいコーナーで、ブラックボックスやチリメンモンスターなど観察し、楽しんでいただきました。
今回のイベントには募集人数20名に対して24名の応募があり、うれしい「悲鳴」を上げる中、実施日はこのところの寒く冷たい気象から一転して、温かい日差しがイベントを応援してくれました。
まずは向かった東谷池、トビが対岸の枯れ木に止まっています。大人の参加者の一人は「永くこちらを向いた顔が、何ともかわいいとの印象を持ちました」と。 途中飛び立って旋回するのを見て、子どもの一人はチェックリストに、全長60センチ・翼開長160センチと記入します。
冬鳥といえば何といっても水鳥。潜らないカルガモと潜るキンクロハジロがいます。 後者は「目は金色、背中は黒色、翅は白色だって。名前の由来はここからかな」とつぶやく大人。何回かの下見で観察できているオシドリが見当たらない。主食のドングリを求めて「丘に上がっているのかな」。
和田新池展望台経由で和田山散策道を左回りに3分の2周、風が出ていたのか、姿を見たのはイソヒヨドリのオスのみ。地鳴き、さえずりも騒音にかき消されて成果ほとんどなしでした。
別所池では額から嘴の色が白色で、全長が40センチと「意外に小さい」オオバンを見ました。ここではキンクロハジロと行動を共にしていました。
野外活動ふれあい広場に戻ってきて今日のまとめの鳥合わせ、リーダーの解説に参加者が加わります。「カワウを見ました」。昨年参加した一人「双眼鏡を買って自宅の近くで定点観察しています。野鳥を見つけ、見分け、聞き分ける域に達しようとバードウオッチングが楽しくなってきています」と。
子ども達はお土産にもらった野鳥のフィギュアを手に、大喜びの中帰路につきました。
北陸に記録的な大雪が積もる大寒波は一息ついたものの、今日は冷たい小雨がショボショボと降り続く残念なお天気でしたが、去年を上回る53名の参加者を迎え、寒さを吹き飛ばす熱気ムンムンで、恒例の炭焼き・シイタケほだ木作りが行われました。
今年の参加者の約半数は元気な子ども達。少々の雨もへっちゃらです。
まず、炭焼き体験。グリーンパークには3基のドラム缶型炭焼き窯があり、今回は1基を木炭用、2基を竹炭用に使用しました。
木や竹を寸法通りに切断。元気な子ども達のノコギリさばきのうまさにびっくり。大人達も負けられません。切った竹は4つ割りにして内側の節取りをし、窯に詰め込み易くします。力仕事でみんないい汗をかきました。
準備できたところで窯に隙間なく上手に詰め込み、蓋をして焚き口からたきぎに火をつけました。体験はここまでで、あとはパークのスタッフが火や煙の状態をみて焚き口を小さくし、蒸し焼き状態にして炭を作ります。窯出しは十分冷めてからの数日後となります。
次に、シイタケほだ木作り。里山から伐り出したコナラの木に専用ドリルで24個の穴をあけて、シイタケ菌をたたきこみます。再来年にはおいしいシイタケがニョキニョキ生えてくることを願ってエーイ!と打ち込んでいました。
悪天候を心配して進行を速め、作業が終わってからのお昼タイム。グリーンパーク特製、冬に嬉しいあったかい豚汁をみんなでいただきました。
シイタケを上手く育てる極意の話も聞き、重たいほだ木を担いで、「楽しかった」よく晴れ、風があまりなく、あたたかなぐらいの日でした。
グリーンパーク熊取のスタッフに手伝ってもらいながら、自分の好きな絵を描いて凧を作りました。
ふれあい広場の中なので車の心配はありませんが、30人もいたので少し狭かったかもしれません。
この日は風がなかったので、走りまわらなければなりませんでした。でも今ごろは自分の家の近くで凧揚げをする場所が少なくなってきたので、ふれあい広場の中は安心できます。
わずか2時間でしたが、広場で思いっきり自由に走りまわって、自分で作った凧を高く揚げた子ども達はとても楽しそうでした。
お正月松の内の最後の日に当たる1月7日、人日(じんじつ)の節句の朝、一年の無病息災を祈って春の七草の入ったお粥を食べる習わしが、10世紀ころから朝廷で儀式化し、それが民間でも今日まだ伝えられたと言われている。
毎年ながら、グリーンパーク熊取でもこれにならって、七草粥のイベントを行っている。
今年は前々日雪が降り七草を探すのに苦労しました。数日前にスタッフが5草を採取し、前日には、参加者を案内するコースの下見、七草粥の下準備、買い物など翌日のイベントに向けて準備した。
当日は参加者をお迎えし、計画どおり野草観察、七草粥の炊き出しと、スタッフ一同力を合わせて5鍋(塩と味噌味の七草粥2種、餅・さつまいも・里芋入りのお粥3種)を炊いた。
とても美味しく炊けたので5鍋全て完食、作り手も苦労の甲斐がありました。
参加者も笑顔で「美味しかった。ありがとう♪」と帰途に声を掛けられホッとする。
スタッフの皆さん大変お疲れ様でした。
来年もこの様になりますように!
2017年も押しつまった野外活動ふれあい広場に大勢の参加者が集まり今年最後のイベントです。
新年に厄除けとして玄関に飾る「注連縄」を作りました、それも手作りでわが家に飾るとなると力が入ります。 熱気ムンムンのような日和の中、スタッフのデモンストレーションを見、4人一組で注連縄を編みます。
青味がまだ残る稲わらを使い、袴を取って綺麗な藁にします。新年が幸多かれと心を込めて編み上げます。
紙垂は神様の降臨を表し、ウラジロは清廉潔白、子孫繁栄、子から孫へ代々譲る、ユズリハや橙の縁起物を飾り、紅白の水引で結んで出来上がりです。
皆さん立派に出来たお手製の注連縄に感激です。
くる年が良い年であります様に声かけあって広場を後にしました。
奥山雨山自然公園は紅葉の真っ最中。参加者の声、お一人は「今日のコースは私の一番のお気に入り、毎回楽しみです」 またお一人は「熊取に越してきて40年で初体験、挑戦するおもいで参加しました」
まずはストレッチ体操で体をほぐし、全員杖を手に出発です。今回は主催者の意向で9つの休憩ポイントを設けました。
最初の休憩ポイントは上高田・助谷への入口です。見出川を挟んで左に大熊街道の道標があり真新しい祠の中に4体のお地蔵様が祀られてあり、戦国時代の石垣を背にしています。右には明治の末期大森神社に合祀された菅原神社跡があります。
次の休憩ポイントは助谷森の道と助谷自然の道への分岐点ですが、その間、町立東小学校3,4年生が毎年自然を観察する「水生の生き物」「スギとヒノキ」「湧き水」を通ります。
3人のパークメイトの北・中央小学校生は「自然のこと、いっぱい学べてよかったです」との感想。
助谷森の道と助谷自然の道が合流する地点が今日の最高地点・288Mです。昼食をとった芝生広場からの展望台、そこからの四方の眺めは素晴らしいの一言です「秋に山笑う」かな。快晴の下、あべのハルカスがくっきりとそびえていて「熊取にこんな素晴らしいところがあるなんて、来年も参加します」
念入りにクールダウンして「お疲れが出ませんように」 解散しても子どもは走り回っています。元気をもらいました。
野外体験塾2回目は恒例の「流しソーメン」です。申し込み初日数時間で締め切らせてもらうほどの人気ぶりにスタッフも驚きました。
当日は、朝から爽やかな風が吹く広場に106名の参加者を迎えて始まりました。スタッフにはパークメンバーの他に、大阪体育大学野外活動部の5人の学生さんが加わってグーンとパワーアップ!
まず、ソーメンを食べるお箸とお椀を竹で作ります。
箸の長さに割った竹をそれぞれナイフで削ってマイ箸を作ります。普段ナイフを使う機会がないのでみんな四苦八苦。愛情込めて竹箸を作成しました。
お椀は、竹の節を利用して、のこぎりで切って作ります。切り口を滑らかにしてマイカップを仕上げます。のこぎり使いは手慣れた方も多くスムーズでした。それぞれ自分の名前を書いて、あとはソーメンを待つばかり。
炊事棟ではスタッフがテキパキと準備を進め、ソーメンをゆで上げます。
広場には前々日から準備してきた長さ13mの流しソーメンの台が4台設置され、水の流れも確認済み。
さあ、いよいよソーメン流しスタート!
大人も子どもも流れてくるソーメンを上手に掬い取ってマイカップに運びます。みんなで食べるソーメンは美味しそうです。
一息ついて、午後は学生さん主導の「ポイントラリー」。
子ども達はチームに分かれ、用意されたゲームを行い、チェックポイントを探しながら進んでいき、合計点を競い合うプログラムです。ヒミツの言葉・ケルン(石を積み上げ高さを競う)・カモフラージュ(隠された宝探し)・スリーアイズ(松ぼっくり投げ)・おおなわチャレンジ、みんな一生懸命頑張りました!ゲームを通して初めて会った人ともすぐに打ち解けられたようで、みんな満足の笑顔。
自然の中で心も体も開放され、家族や友達との楽しい時間が流れる広場。「楽しかった」の感想もいただき、スタッフもホッとした野外体験塾となりました。
3回シリーズの講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
今夏は北日本では天候不順の日照不足に見舞われましたが、大阪は夜間も気温が例年以上に高い日々が続き、菊の生育管理が難しい年となり、受講生の菊の生育状態が心配されました。
結果的には、全部の苗が無事に育った方、残念ながら2~3本になってしまった方等少し生育状況にばらつきが出てしまったようです。やはり昨年に比べ、立ち枯れ、生育不足になってしまった苗が少し多く、自然相手の難しさが感じられました。
それでも、残りの苗に秋の大輪開花の希望を託し、支柱立て、止め肥施肥、増し土作業を終え、今後の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
豊作を祈願する八朔祭りの神事が9月1日に雨山頂上の雨山神社で、大森神社から宮司を迎え、執り行われました。
当日の天候は快晴で絶好のハイキング日和、移り行く秋の気配が感じられます。往復に立ち寄った馬場跡から大阪湾の眺めは、遠く近く、えもいえぬ素晴らしいものでした。「邪魔になる目の前の雑木は切れんものやろか。」「そんなこと勝手にしたらあかんで。第一、4年前に国の史跡『土丸・雨山城跡』になってるんやで」
山頂へは成合登山口が出発点です。左子池の手前に町石十があり、町石一は鳥居、堀切と続く左手にあります。町石はコースの道案内、目安になっています。
七曲の後半、町石三を過ぎたあたりからが難所です。登山道に岩石がゴロゴロし、岩肌はむき出しです。トレッキングポールなり杖が欠かせません。「事故の原因は転倒、結果は骨折」と、ひたすら足元を見つめます。
八朔神事の後は、本日の主役成合地区住民からお神酒がふるまわれ、お餅2個とお菓子が配られ、参加者はしばしのひと時、交流しました。
子ども達はシャボン玉が大好き。シャボン玉から多くを学んでもらおうと実験です。
まずハスの葉っぱで水の表面張力の説明から始まり手作りシャボン液作り。水・台所用洗剤・洗濯のり(PVA)を混ぜ合わせる毎に、ビール缶の裏側でふくらませ、大きさ、色、強さを観察し、次に枠作りをし、いよいよ飛ばし合いです。
手作り枠で自分より大きく長いシャボン玉に大歓声。
更に大きな枠で、大人より大きく長いシャボン玉と全員が骨だけのうちわで無数のシャボン玉が出来て大興奮です。
最後にシャボン玉の中に人が入れるのか初めての挑戦。子ども達全員一人一人入る事が出来全員大満足でした。特大のシャボン玉をつくり、大人も子どもも夏休みの楽しい思い出になった事だと思います。
生き物とふれあう子ども達の笑顔を思い浮かべながら準備をかさね、いろいろなメニューでスタート。
「もんどりを上げよう」別所池に仕掛けたもんどりに何がかかっているかな?みんなワクワクしながら引き上げました。
「ちりめんモンスター」ちりめんじゃこの中にはカニ?エビ?魚の稚魚やタツノオトシゴも!意外な生き物たちの世界を探検しました。
「ザリガニを釣ろう」前半はスルメや魚肉ソーセージを餌にザリガニ釣りに挑戦。後半はもんどりで取れた魚も投入して、手で捕まえる、ふれあい体験!小さい子供たちも大喜びでした。
「ブラックボックス」中身が見えない箱の中に手を突っ込んでみると、ぬるっとする生き物が…。怖っ!でも平気な子も多かったとか。勇敢ですね。
「しおりを作ろう」夏休みの思い出にきれいな作品がたくさんできました。
「生き物観察コーナー」カワムツ、ヨシノボリ、ドジョウ、ザリガニなど、
オス、メスの違いや動き方など聞くと、ガゼン興味が深まります。
普段出会わない水辺の生き物と触れ合える貴重な体験ができたと参加者の方々にも好評な自然教室でした。
トーテムポールは、18世紀ごろ北アメリカ北西沿岸の原住民が、柱に家の紋章や伝説・物語の登場者を彫刻したことに由来します。
初めての取り組みテーマにスタッフ一同知恵を絞り、彫刻の替りにプレートに参加者の「好きなもの」や「夢」を描いてもらい、事前に準備したメインポールに貼り付けることにしました。かんむりは「カワセミ」です。
『楽しんでもらえるかな~』との思いで迎えた参加者は26名。
スタッフが手順を説明し取り組み開始。
主催者の“不安”を吹き飛ばすかのように、ウサギやクマなどの動物たち、魚や昆虫、アサガオなどの草花。
夏祭りで見た花火や浴衣姿、お子さんそっちのけで三葉虫や恐竜を夢中で描くお父さん、などなど。
華やかで独創的な図柄が出そろいました。
2メートル以上の大きな柱は4本。描いたプレートを持ち寄り、ネジで固定しそれぞれ作者のサインを書き、直径40センチほどの丸太の上にポールを乗せ固定すると「オオー!」と歓声。立派なトーテムポールが完成しました。
このトーテムポールはしばらく広場に残され、参加者の「記念碑」として展示されます。お礼の言葉に包まれながら初めての体験を終えました。
「夏休みこども自然教室」初日は、”水てっぽうを作って飛ばしあい”である。前日の大雨のせいか欠席が目立ったが45名の参加者が集まってくれた。
毎年好評のイベントだが、今年は●ペットボトル倒し ●水風船落とし ●水かけetc.「遊び方」に工夫を凝らした。先ず、子ども達には八つの班に分かれてもらい「水てっぽう作り」をしてもらう。次に分かれた班を2組に分け、子ども達には紅白のハチマキをして「飛ばしあい」で競い合ってもらった。みんな午前中いっぱい思い切り遊んでいた。
子ども達から「また来年も来るよ」と笑顔をもらった。
雨山川川たんけんは参加者46名、スタッフ14名でスタート。
野外活動ふれあい広場から雨山川まで、田んぼの生き物、バッタやトンボなど里山の自然とふれあいながら15分後に到着。「わ~涼しい!」樹木におおわれた雨山川の水辺は天然のクーラーです。
さあ~川の自然体験です。網を片手に「魚とれた!」「蜘蛛みたいなのがいた!」
「カニの赤ちゃんや!」川にすわりこんで「冷たい♪」 子ども達はずぶぬれです。
次に見つけた生き物の観察です。吸盤でペタッとくっつくヨシノボリや、弓なりになって死んだふりのコシボソヤンマのヤゴなどユニークな生き物がいっぱいです。この日見つけた生き物は11種類。観察した後はみんなで生き物を川にかえしました。
最後にパネルをつかった川の環境の話を聞いて皿谷池を水源にした雨山川はきれいな水であることを確認。
夏には最適な川たんけんで、川の自然を思いっきり楽しんだ一日でした。
前回、7月5日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。
うまく発根しているか、スタッフも気になりながら29名の受講生を迎え、講座の開始です。
早速苗の状況調査です。5本全滅が1名いましたが、残り29名の平均は約4本が立派に育っていました。
今年は雨が少なく、さし芽以降も高い気温が続き、管理が大変難しかったのですが、上々の出来栄えでした。
早速用意していた補充の苗を配布し、全員5本ずつの苗を、1工程づつ説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいているのを見ると、受講生全員の苗が無事に育ってくれるよう、祈りながら、受講生を見送りました。
「大菊の福助仕立て」とは、大菊を小鉢で育て、鉢底から花首まで40cm以下に育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。その姿が頭でっかちな「福助人形」に似ているので「福助仕立て」と呼ばれています。
小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である。などの理由で人気のある花づくりです。
今年は予想以上に応募者が多く、受講者は29名となり、課題は提供する挿し穂を予備も含めると約300本用意しなければならなかったのですが、菊グループメンバーの努力で無事クリアーする事が出来ました。
受講生の約70%が女性で、女性に人気のある講座と言えます。また2年以上連続の受講生が50%、中でも4年連続の受講生が25%とリピーターが多いのもこの講座の特徴です。
このため受講生どうし、あるいはスタッフとも顔なじみが多く、終始和やかな雰囲気で講座が進行し、受講生は長さ約5~6cmの挿し穂をジフィポットのさし芽床に、無事の発根を祈りながら、一本一本丁寧に挿しました。
今後、次回までの約3週間の育苗管理が重要である事の説明を行い、7月29日の「第2回 5号鉢への鉢上げ」には無事に育った立派な苗を持ってきていただけることを願って約2時間の講座を終了しました。
梅雨の中休み、緑あふれる野外活動ふれあい広場に、70名(子ども55名、大人15名)の参加者を迎えて、今年も「野外活動体験塾」が開かれました。
まずは、全員、飯盒でご飯を炊きます。
スタッフの説明を聞いて、お米をはかり、グループごと、20個の飯盒が準備されました。
次はカレーと竹のスプーン作り。
キャンプの定番ですが、今日は夏野菜カレー。具材はいつものジャガイモ・人参・玉ねぎに加え、カボチャ・ズッキーニ・ナス・ピーマン・モロッコインゲンと野菜たっぷり。みんなで協力して野菜を刻みます。小さな子供たちも素手で新ジャガの皮むきに挑戦!
カレーを食べるスプーンは竹を切って、形を作ります。
幼稚園児もお母さんの声援を受けながら、ノコギリを使って一生懸命。
サンドペーパーでみがくと高価な“銀のスプーン”よりおいしく食べられる
マイスプーンが出来上がりました。
準備が出来たら、かまど炊きスタート。上手にご飯が炊けるかな?
カレーも野菜・肉を煮込んで、最後にルーを投入しました。美味しそうなカレーが完成。グリーンパーク特製のラッキョウも添えて、いただきます!
午後は、竹の一輪挿しの花器作り。
自分のイメージを膨らませたり、見本を見ながら、時間がたつのも忘れて作品作りに没頭しました。みんな素敵な作品ができあがったようです。
さわやかな風に吹かれながらの飯盒炊さんと竹のクラフト、それぞれ笑顔の体験塾となったようです。
“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。さや池ビオトープがリニューアルして初めての観察会に、19名が参加しました。
ビオトープの説明の後、池の水抜きです。底樋(そこひ)を抜くと放水され、流れ出る水の勢いに「わあすご~い!」
水抜きが終わるまで、雨山川で観察会です。5月とは思えない猛暑に、冷たい川の水はとっても気持ちがよいのか、子どもたちも大人もジャブジャブと川に入って、生き物採取に夢中。「サワガニだ!」「魚つかまえた!」「これ何?エビ?」、皆で見つけた生き物は14種類でした。
川の水の水質調査もしました。子ども達が調べるとCOD3 PH7 アンモニウムイオン0.3です。皿谷池から流れてくる水は、とてもきれいな水であることがわかりました。
水抜きが終わった池を皆で観察すると、「カワニナがいっぱい!」「ドジョウがいた!」
底にはヘドロが堆積していて、スタッフが入るとズボズボと足がもぐります。子どもの一人が体験。池に入ると危険なことを実感してもらいました。
“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。
101名の参加者で賑わった和田山パークまつり。新緑がまばゆい青空のもと、和田山の自然を楽しんでもらった一日でした。
本日は晴天なり。和田山山頂からの眺望は大パノラマが展開しワンダフル。頂上まで来られた皆さんの清々しい表情が最高でした。
東谷池ではカイツブリが羽繕い真っ最中、ミシシッピアカミミガメが気持ちよさそうに甲羅干。スイスイ泳ぐカルガモや、上空のトビ、ツバメが巣作りに忙しく飛び回っているのも皆で観察。
人気者はお髭の生えたひょうきんな顔のドジョウ。ミシシッピアカミミガメが顔を出すと大歓声。「みて~ザリガニつかめた~♪」
230本の筍の土佐煮にタカノツメの葉の味噌胡麻和えと、春の恵みに舌づつみ。食べられる野草の展示にもみなさん興味津々。
竹ヘラで間伐材の皮むき。やり方のコツをスタッフが教えると一心不乱に剥いでいく。「もっとやりたい!」「おっちゃん、丸太きらしてーな」直径30cmもある丸太切りにも挑戦。
型紙をつかってonly oneのこいのぼりに仕上げていく子ども達。みんなの個性豊かなこいのぼりが和田山の青空に泳ぎました。